産廃用のステッカーを
失敗しないでクルマに貼り付ける方法
失敗しないでクルマに貼り付ける方法
1 準備
まずはカッティングシートの構造を理解しましょう。シートの上から転写シート(アプリケーションとも言います)、カッティングシート、剥離紙の三層構造になっています。
まず最初に施工面の油脂や埃を事前にきれいに拭き取ってください。
ゴミが残っていると剥がれの原因などに繋がりますのでご注意ください
準備するものは、マスキングテープとスキージー(定規にタオルを巻いてもいいです)・ハサミ
※ 油脂を除去するにはシリコンオフが良いです。
2 転写シートとカッティングシートを圧着します
まずはカッティングシートと転写シートを、しっかりこすって圧着しましょう。しっかり圧着していないと、台紙(剥離紙)側にカッティングシートが残りやすくなります。爪で軽く擦るのも結構効果があります。
角に引っ掛けて転写シートを破らないよう気をつけてください。万が一転写シートが破れてしまったら、マスキングテープで補強してください。
転写シートとカッティングシートを圧着します
裏面(剥離紙側)からもしっかりと圧着します。裏面からも圧着することで細かい文字なども、しっかりと転写シートに貼り付きやすくなります。
圧着し終えたら、端っこを少し剥がしてみてちゃんと転写シートに貼り付いているか確認してください。もしスムーズに転写シートに貼りつかない場合は、再度強めに擦って試してください。最後はドライヤーで暖めて下さい。
転写シートに貼り付く感覚がわかったら、次へ進みましょう!
3 貼る位置を決めて、下辺をテープで仮止めします
カッティングシートを貼る位置を決定し、下辺をマスキングテープで固定します。
壁面などに貼る場合は、下辺だけだと垂れ下がってしまいますので、上辺にも仮止めでテープを貼ってもかまいません。
4 下辺のテープを軸に裏返します
下辺の固定用テープが剥がれないよう注意しながら、カッティングシートを裏返します。剥離紙はまだ剥がさず、ついたままの状態です。上辺にもテープを貼った場合は、この時点で上辺のテープを剥がしてください。
5 剥離紙を剥がします
シートを剥離紙から剥がし転写シートに貼り付けます。勢い良く剥がすと切れたりすることがありますので、焦りは禁物です。必ず、ゆっくりと転写シートに貼りつている事を確認しながら剥がしてください。
6 スキージを使用して貼り付けます
シートをピンと張ってヨレないように気をつけながら、スキージーでゆっくり圧着しながら貼ってください。この時点ではしっかり圧着しないで大丈夫ですので、シワにならないようにだけ気をつけてください。力を入れ過ぎると、スキージーが引っかかって、転写シートが破れたりすることがありますので注意してください。
スキージーの持ち方は斜めに持ち、シートの真ん中から左右両方へ上下へ放射状に最初は軽めに仕上げに強く擦って下さい。決して左右から、上下からは擦らないで下さい。失敗の原因になります。
7 仕上げ
しっかりと圧着できたら、転写シートとマスキングテープを剥がします。
この時も、勢い良く剥がしてしまうと、施工面に上手く貼りついていない部分が切れる恐れがあります。必ずしっかり貼れているかどうか確認しながらゆっくり斜め方向に引っ張って剥がしてください。
9 完成!
これで完成です。お疲れ様でした。
もし空気が入ってしまい、ポコッとした気泡がシート内にできてしまっていても、無理に剥がさないでください。カッティングシートはとても薄く素材のため、無理に剥がそうと引っ張ると、すぐに伸びたり切れたりして修正がきかなくなります。